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2007

★2007年度 活動報告及び会計報告

​いつも温かいご支援をいただきましてありがとうございます。

お蔭様で2007年度も多くの活動をすることができました。

感謝を込めて、ご報告させていただきます。


 

Ⅰ.児童養護施設K寮の小中高生15名に対する学習の手助け

例年通りですが、各々の子どもに合った学習方法を考え、時には子ども達と意見のくい違い等あっても、子どもと同じ目線を探しながら共に歩んでいこうと力を尽くしています。

夏には交通費がかかってしまいましたが、久しぶりに遠出をして牧場に行きました。子どもたちは、それぞれに、サイクリング、パターゴルフ、乗馬、バスケットボール等をして楽しみました。よい経験になったことと思います。

Ⅱ.児童養護施設K寮の卒業生へのアフターケア

本年は入院した卒寮生がおり、付添いなどもしましたが、卒寮生同志もよく助けあっています。K寮の子ども達のためにも色々と手助けをしている卒寮生も多く、心やさしく成長してくれたことを嬉しく思っています。

そして、大学や専門学校で意欲的に学んでいる卒寮生も多い一方では、病気や困窮に苦しんでいる卒寮生もおり、子ども達の生きる道の厳しさも感じています。

Ⅲ.病院訪問

御高齢の方々のための病院とホームの訪問も例年通りですが、この数年、夏休みには多くの中学・高校でボランティア活動の体験の宿題が出され、ご依頼があった時には、一緒に訪問するようにしています。8月には、4名の中学生と訪問し、車椅子散歩と対話を共にしました。
また、クリスマスにはいつものようにK寮の子ども達や職員さん、卒寮生と大勢で訪問し、患者さん方から色々なお話を聞かせて頂きました。
また、この活動とは別に、近隣の有料ホームからもご依頼があり、そちらには幼稚園、小学校低学年の子ども達とお訪ねし、子ども達の歌や折り紙、あやとりに利用者さん方のお顔も綻んで頂けました。

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Ⅳ.女性のための緊急一時保護施設

ボランティアを始めて、5年になります。去年のシェルター利用者は、20代、30代を合わせると61%、若い女性達が子どもをかかえて、家族のDVなどの理由で育児困難に陥るケースも多く見られます。その状況の中で、利用者さんの悩みや、心配事を聞くことに、なるべく多くの時間をさいて、支援していきたいと思っています。

Ⅴ.販売活動

皆様からの温かいご支援や販売させて頂きました伊予柑、乾燥糸こんにゃく、アドゥベントカレンダーの収益は、上記の各活動に使わせて頂きますと共に、ベトナム困窮地区での活動支援、女性のための保護施設支援にも使わせて頂きました。そして日本のSSVP全国理事会で各協議会から集めて、パリの総理事会に送った資金は、アフリカ等、世界の困窮地域のために使われております。

世界で起きている食糧不足、温暖化、大きな災害等は日ごとに深刻さを増してきています。どこに住んでいても安心できないこの頃ですが、世界を見つめ、常に互いを思いやり、皆で、精一杯助けあって歩んでいけたらと思う日々です。
 

引き続き温かいご支援をよろしくお願い致します。

                                           ​2008年7月

                                                                                                     聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会(SSVP)

                                                                                                     第二田園調布協議会 一同

 

▼2007年度会計報告
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